皆さんの華金は、どんなこだわりがありますか?
仕事終わりに同期や友達と飲みに行く、インスタにあるオシャレなご飯を作ってみる、楽しみな金曜ロードショーまでにお風呂に入っておく…。ちなみにこれは私の華金王道ルートです!
今回は、いつもの時間をリッチできるような、新しいアイテムの記者会見に行ってきました!
香りを飲む楽しさを世の中に展開してきた「植物蒸留らぼ.DD」(福知山市)の代表・山下美紀さんが、F -startUpにて新たに地域のハーブを使ったノンアルコールドリンク「香福シリーズ:ナチュラルジン」を2025年12月下旬より展開する。
そして今回も伴奏支援するのは日本でビジネスのスケールアップを支援するコンサルティング会社「クラファン総研株式会社」がはいる。
今回は蒸留技術を軸に、耕作放棄地の活用やや高齢者の活躍、福知山と都市部を結びつける取り組みとして注目を集めている。

山下氏はこれまで、植物の香りを抽出する蒸留の商品を展開し、香りを暮らしに取り入れる商品展開を行ってきた。蒸留は「大根を煮た際、鍋の蓋につく香りを含む水滴を集める作業」のように大量生産は見込めない。蒸留器で抽出される香りは雑味が少なく、炭酸水やジュースに数滴加えるだけで上品なノンアルドリンクになるという。
今回展開する「ナチュラルジン」は、ハーブとジュニパーベリーを中心とした香りの蒸留水で構成され、アルコールを含まない。世界的にノンアル市場が拡大し、国内でも「ソーバーキュリアス(あえて飲まない)」という価値観が広がる中、手軽に楽しめる香り飲料として再評価が進んでいた。山下さんは、一度休売した幸福シリーズを「福知山の素材を使って再び形にしたい」とし、第二弾として地域由来の植物を用いたリニューアルに踏み切った。

ナチュラルジン、山下氏のおすすめは緑茶に入れることで、香り高く美味しさが増すという。実際に試飲もさせてもらったところ、ハーブやさまざまな香りがスーっと鼻を通り抜けて、頭がすっきりした体験だった。これを真夏のアイスにかけたり、二日酔いや焼肉の後、長時間作業した後、難問で考え行き詰まった時など、少しすっきりしたい時にちょうどいいなと思った。

また個人的に今回面白いと思った仕組みが、都市と地方をつなぐ「ハーブ苗オーナー制度」である。生活拠点に固定されず、誰でもハーブ苗のオーナーとなることができ、豊かな福知山の畑で自分の株が育つ仕組みだ。苗の世話や収穫は地元の高齢者や地域のチームが担い、蒸留後の香りはオーナーに届けられる。
例えば、都市部に店舗を持つバーの店長が、いつものドリンクに少しこの香りを入れることで、お客様に新しいドリンクとして喜んでもらえつつ、福知山に自分の株があるという会話の種にもなる。豊かに育った「ジブンの株」から蒸留される香りを誰でも楽しむことができるスキームは、日々の日常に楽しさを加えるそれこそスパイスだと思った。

私の場合は、来年から都市部での勤務になるので、週末の楽しみにしたり、母親へのギフトに贈りたいと思う。商品化は来春を目指すともことだが、いつものドリンクに少し入れるだけなのでコスパはとてもいい。でもまずはお手軽に手に取って見やすい1000円程度で売ってあったらいいなと思った。容器代や人件費など、工夫が必要だと思うので応援したい。

山下氏は「高齢者が無理なく関われる畑仕事として、香り用ハーブは適している」と語る。耕作放棄地が増える中、無農薬で育てやすいハーブは作業負担が比較的少なく、地域の新しい就労手段となりうる。苗を通した交流は、都市住民にとっても地方との関わりを持つ入口になる。
同社では容器の再利用など環境負荷軽減にも力を入れる方針で、商品を介して持続可能な地域循環モデルの構築を目指す。山下氏は「蒸留やハーブを通じ、人と地域が柔らかくつながりを福知山からつくりたい」と話す。
ナチュラルジンの販売に合わせ、12月にはクラウドファンディングを開始し、オーナー制度の拡大や蒸留拠点の整備を進める予定だ。香りをテーマにした地域活性の取り組みが、地方と都市の新たな関係構築につながるか注目される。
↓さらなる詳細はキャンプファイヤーページにて↓
https://camp-fire.jp/projects/908317/preview?token=wezrbl1v&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
筆者:福知山公立大学 地域経営学部 4年 森中公太

