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ついに始動!オリーブプロジェクトクラウドファンディングに込める思いとは

今回は、地域資源のオリーブの副産物を活用した商品開発により、B型就労者の工賃問題に取り組む「オリーブフィナンシェプロジェクト」でクラウドファンディングチームで活躍されているGrowSpiralの濵本菜那さんを取材し、このプロジェクトに込める思いやクラウドファンディングについてお聞きしました。

オリーブPJシリーズの他の記事はこちらから!↓
シリーズ①の取材記事:https://nextefukuchiyama.com/archives/1795
シリーズ②の取材記事:https://nextefukuchiyama.com/archives/1843

オリーブプロジェクトクラウドファンディングページはこちらから!↓

目次

オリーブプロジェクトとは??

学生記者:まずこのオリーブプロジェクトについてどのような活動なのか簡単に教えてください。

濵本さん:オリーブプロジェクトは、福知山市のB型就労施設のあまづキッチンさんと協働したB型就労施設の工賃問題の改善のための活動です。本来廃棄されてしまうオリーブの副産物を活用してフィナンシェを開発し、工賃アップを目指しています。

学生記者:興味深い活動ですね!フィナンシェにオリーブを使用されているということですが、フィナンシェになぜオリーブを使用しようと思ったのですか?

濵本さん:はい。B型就労施設における工賃の低さという課題に対して、スイーツを通じた新しいアプローチができないかと考えていました。そんな中、以前お話を伺った宮津地域のMAEDA OLIVE FARMさんが、オリーブオイルの生産過程で「食べられるのに廃棄されてしまう副産物」があるという別の課題を抱えていることを知りました。
そこで、この2つの課題を掛け合わせた商品開発を行うことで、働く人のやりがいの向上と、これまで廃棄されていた副産物の有効活用という環境面の両方で、社会的価値を生み出せるのではないかと考えました。そのため、オリーブの副産物を使用しています。

学生記者:オリーブの副産物を入れることで2つの課題に同時にアプローチをかけることができているのですね!
もともと使用されていなかった副産物を使用するのは簡単なことではないと思うのですが、その点に関してどのような苦労がありましたか?

濵本さん:フィナンシェとの相性ですね。使用しているオリーブの副産物には苦みがあるのでフィナンシェにどのくらいオリーブを入れるかなど、作って、食べてみて、評価してというフィナンシェ試作の段階が特に苦労しました。

学生記者:そういった苦労があったのですね。フィナンシェにオリーブの副産物を入れることでの環境への影響や、そのオリーブの副産物を提供していただいているというMAEDA OLIVE FARMさんとの関係性についてもお聞きしたいです。

濵本さん:まず環境への影響に関しては、オリーブフィナンシェの活動を通して、これまであまり活用されていなかった地域の素材を活用することで廃棄を減らしながら資源が循環する仕組みが作れると思っています。また、おいしさを楽しむことが環境にも優しいということにつながっていくという思いをオリーブフィナンシェに込めています!
MAEDA OLIVE FARMさんとは前から関わらせていただいていました。GrowSpiralで「Nana Olive」というブランドを立ち上げているのですが、そこでMAEDA OLIVE FARMさんにはオリーブの提供をしていただいています。


学生記者:先ほどB型就労施設の工賃問題についてスイーツで何かアプローチがしたいと考えていたとおっしゃっていましたが、スイーツの中でフィナンシェを選んだ理由は何ですか?

濵本さん:最初はオリーブのアイスを作る方向で動いていました。しかし、アイスの製造が困難になってしまったので、もう1度開発メンバーで協議した結果フィナンシェが選ばれました。

学生記者:最初はアイスでの構想があったのですね!ではそのフィナンシェを開発する上で、味や見た目でこだわっているポイントはどこですか?

濵本さん:今回開発しているオリーブフィナンシェは社会的意義があるだけではなくて、本当に「おいしい」と思ってもらえるようなものを作りたいと思っています。なので何回も試作して改良を重ねながら商品を作っていっているというところがこだわっているポイントです。

学生記者:この活動はB型就労施設がポイントだと思うのですが「B型就労」という形だからこそ実現できている部分はありますか?

濵本さん:B型就労施設での仕事の様子や雰囲気を拝見させていただいたとき、1つ1つの工程をすごく丁寧に進めるという姿勢がとても印象的でした。これこそが商品のおいしさや良さをつなげるおいしさの秘訣となっていると思います。

学生記者:作業の丁寧さは良い品を作る上で欠かせないですね。あまずキッチンさんの他にどのような方々がこのフィナンシェ作りにかかわっていますか?

濵本さん:あまづキッチンさんをはじめとして、オリーブの副産物を提供していただいているMAEDA OLIVE FARMさん。また、本ブランドのオーナーとなって活動を後押ししてくださっているLifexiaさん、商品を開発する最初の段階から協働しているアグリサーキュラーデザインin fukuchiyamaさんなどがこの活動に関わっています。

このクラウドファンディングについてとその思いとは!

学生記者:ついに2025年12月1日からクラウドファンディングが始まりますね!今まで取り組んで来られたこのオリーブプロジェクトのクラウドファンディングに込める思いは何ですか?

濵本さん:この取り組みをもっと多くの人に知ってもらって、おいしいをきっかけにB型就労施設で働く方々の工賃アップにつなげていきたいと思っています。そして、このクラウドファンディングはその仕組みを作るための最初の一歩となるので、応援してくださる皆さんと一緒に継続的に働く力を生み出せるプロジェクトに育てていきたいという思いを持っています!

学生記者:この活動を応援していただく方にどこをポイントとして見てほしいですか?

濵本さん:すべて見てほしいです!笑
でも特にB型就労の工賃問題がメインではあるので、それに対して私たちが課題としてとらえている部分について注目してみてもらえたらなと思います。

学生記者:私もこのオリーブプロジェクトのクラウドファンディングのページを見せていただきました!クラウドファンディングのページが緑メインのあたたかい雰囲気で統一されているなと感じたのですが、それらはこだわって作成されたのですか?

濵本さん:そうですね。クラウドファンディングのページはオリーブの感じを出せるように緑に統一してます!

学生記者:クラウドファンディングで集めたお金はどのように活用される予定かお聞きしたいです。

濵本さん:集めたお金は、開発費用や広報資金、またこのクラウドファンディング利用手数料などに使用していきます。

学生記者:この活動を応援してほしい人や伝えたいメッセージを教えてください。

濵本さん:このプロジェクトに共感してくださるすべての方に応援していただきたいと思っています。1人1人の「おいしい」という気持ちがこの取り組みを動かす第一歩となります。そのうちそれらが働く人の力だったり、地域のつながりであったりというものに広がっていくことを伝えたいです。

学生記者:クラウドファンディングは支援者に対してリターンがあるという特徴がありますよね。このクラウドファンディングでは支援者に対してどのようなリターンを用意していますか?

濵本さん:もちろんフィナンシェもリターンとして用意していますが、そのほかにもオリジナルのTシャツやハンドバッグ、あまづキッチンさんで使えるお食事券なども用意しています。
幅広いリターンを用意しているのでぜひ見てください!

フィナンシェは6個入りと12個入り、24個入りなどを用意していて、あまづキッチンさんのお食事券は、実際にB型就労施設で働いている方にも会えて、現場を知ることができるのでお勧めです!

オリーブプロジェクトの未来像とは

学生記者:この活動を通して目指している社会への影響や未来像はなんですか?

濵本さん:このプロジェクトは、固定観念にとらわれないからこそ形にできる仕組みで、世界を少しずつ変えていきたいという未来像を持っています。また、私たちがこの取り組みを実現できれば、どんな企業や地域でも再現できると信じているので、まずは実現させたいです。

学生記者:今後挑戦してみたい新しいプロジェクトはありますか?

濵本さん:新しいというよりかは、この取り組みをさらに大きくしてくために活動していきたいです。このクラウドファンディングというのはまだ取り組みの最初の一歩に過ぎないので、これからさらに仕組みや取り組みを広げていきたいと思っています!

学生記者:もしこの活動を「一言で」表すなら、どんな言葉になりますか?

濵本さん:「おいしいをエンジンに」です。おいしいをきっかけにB型就労施設で働く方々の工賃アップにつなげたいという気持ちからこのプロジェクトはできているのでこの一言が合うと思います。

編集後記

今回の取材を通して、これから始まるクラウドファンディングに込められた思いを深く知ることができました。
B型就労施設の工賃問題や、オリーブの副産物が抱える課題に向き合い、「おいしい」を入口にして活動を広げていこうとする取り組みには、大きな意義があると感じます。
このクラウドファンディングが、多くの方に支援していただけるプロジェクトへと育っていくことを願うとともに、私自身もその応援者の一人になりたいと思いました。

〈執筆者〉福知山公立大学 地域経営学部 地域経営学科 2年 湯浅脩子

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