こんにちは!学生記者部の渡部です!第1回、第2回と京都FM丹波のパーソナリティーである能戸さんについて、Vtuber事業について深掘りしてきましたが、今回は、能戸さんが司会を務めるイベントに参加してきました!どのようなイベントだったのか、能戸さんが地域のイベントでどんな活躍をしているのかお伝えしていきたいと思います!
福知山市立図書館開設100周年イベントについて
絵本作家による読者を引き込む読み聞かせ。
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2024年11月3日、福知山市立図書館開設100周年を記念して絵本作家の「谷口智則」さんによる『読み聞かせ&ライブペインティングイベント』が開催されるということで、地域のファミリー約150人が集まりました。今年絵本作家デビュー20週年を迎える谷口さんですが、数ある作品の中から3作品の読み聞かせを行いました。絵本作家さん自らが声を出して読んでいただけるという貴重な機会に、それまではざわついていた子供たちもシンと静まりかえり、谷口さんの声を一心に聞いていました。「100人のサンタクロース」という作品、それぞれ色や特徴が違う100人のサンタクロースが集結するページがあるのですが、差し棒を持った谷口さんと子どもたちが1から100まで一緒に数えました。会場の空気は一体となり、心温まる時間でした。
会場で作り上げるライブペインティング。
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そして、次にライブペインティングに移りました。福知山市、にちなんで最初に書いたのは酒呑童子の絵でした。その後は子供たちのリクエストに応じて様々な動物をスイスイと書き進めていきました。一筆目の速さ、独特なタッチで描かれる動物の愛らしさを見て、絵を描くプロの実力を思い知りました。動物たちでキャンバスがいっぱいになったら、色塗りに移ります。
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そうして完成した絵がこちらです!キャンバスいっぱいに広がる動物たちはカラフルに色づけされ、鮮やかで躍動感のある絵に仕上がりました。
地域イベントでの能戸さんの活躍
会場入りは3時間前!準備を怠らない。
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能戸さんは1日通して司会進行を担当していました。13時30分開始のイベントだったのですが、能戸さんが会場に入ったのは10時。開始の3時間も前に入って、図書館のスタッフが会場設営を続ける中ひとり黙々と進行の流れを、何度も、何度も口ずさんでいました。特別に進行表を見せていただいたのですが、メモでびっしりと埋まっていました。一回のイベントにかける熱量の高さに驚きました。
子どもと目線を合わせる。
イベントでは司会のほかに、ライブペインティングの際には会場を移動して子供たちにリクエストを聞いて回りました。腰を低くして、子どもたちにプレッシャーを与えないように子供たちの要望を引き出していました。
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さらに、谷口さんが色を塗っている際には、能戸さんの絵本の読み聞かせも行いました。ラジオパーソナリティである能戸さんの読み聞かせは、夢の世界に引き込ませるようで、谷口さんとは違った良さを感じました。子供たちの反応にも対応して、会場は易しい空気に包まれました。
イベント終了後、能戸さんへのインタビュー
色塗りが終わり、絵が完成したところでイベントは終了。次に谷口さんのサイン会に移るのですが、ここで今回の能戸さんのお勤めは終了でした。イベント終了直後の能戸さんにお話を伺いました!
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学生記者:今回はイベントの司会を務められたわけですが、率直な感想をお聞かせください。
能戸さん:はい、今回はお子さんにリクエストを伺う機会がありました。ひとりに聞くと周りの子たちも緊張がほぐれて「僕も!私も!」と前のめりになることが想像できていたのですが、騒がしすぎてもいけないので、盛り上げた状態で、かつ落ち着かせることを意識していましたが、、、難しかったです。
学生記者:私も子どものテンションってすごく曖昧だなと感じました。絵本を読み始めた瞬間はシンと静まるのに、絵を塗る時間に飽きてくるとガヤガヤして、テンションを合わせたり汲み取ったりすることがどれだけ大切かかんじましたね。
能戸さん:そうですね。テンションを操る、ことの難しさを改めて感じました。
編集後期
今回は地域でのイベントの様子と、能戸さんがイベントでどのような役割を担っているのか知ることが出来ました。イベント開始の3時間前から練習を続けていたことには驚きましたし、そのプロ意識と姿勢が地域の方々の信頼を得る秘訣なのだと思いました。また、子供と関わる姿勢と、難しさを改めて感じることが出来ました。次回の連載は、Vtuberぼたんさんのが関わる地域防災についての取り組みについて調査したいと思います!お楽しみに!
〈執筆者〉福知山公立大学 地域経営学部 地域経営学科 3年 渡部大陸